ヴァイオリンを習っている卒業生 | ![]() |
2歳と6歳の男の子のママ |
長男の保育園入園と同時に通い始めたMT。MTの教材は、子ども向けでありながら、親も本気でいいなーと思える曲ばかりなので、親子で楽しめたのが良かったです。特に私にとっては、アニメソングとか童謡だけでない、子ども向け音楽の素晴らしさを知れたことは収穫でした。MTをきっかけに、ロバの音楽座をはじめとしたいろいろなお気に入りの音楽に出会うことができました。おかげで子どもと一緒にいろいろなコンサートに出向いては楽しんでいます。
子育て中の親には、子どもが遊んでいるのを監視するとか、何かをしながら子どもの遊びの相手をするというようなことはあっても、子どもと一緒になって何かを楽しむ時間というのは実はとても少ないなと思っているのですが、その中でMTは、音楽を介して親も子も一緒になって遊んで楽しむことができる貴重なふれあいの時間になっていた気がします。
自分が好きな音楽は、聴くだけでももちろん味わえるけれど、自分がそれを演奏(特に合奏)しているときに感じることのできる楽しさや喜びは格別ですが、MTのクラスでは、楽器を弾けなくても、それに似た「音楽を体感する」楽しさがあるような気がします。まだ言葉をちゃんと話せない次男が、家で音楽を聴いていて、ふっとおもちゃ部屋からエッグシェイカーや鈴などを持って来て、鳴らして踊ってその楽しさを味わっている姿を見ると、クラスでの体験がこの子の中に生きているのを感じます。また、長男は、英語を習い始めて、過去のMTの歌詞を口ずさむことが増えてきました。そんなふうに、ひょんなことで、MTの経験がつながっているのを感じます。私はMTに何か成果を求めて通ったわけではなく、こんなに長く続いたのもひとえに楽しかったからなのですが、MTでの楽しい体験は息子たちの中でたしかに温められているようです。
ヴァイオリンについては、正直、役立っているかわかりませんが、ヴァイオリンの前にMTで音楽って楽しいものだと知れたことは良かったかな? 楽器のレッスンが厳しいので、入り口がこれだったら、「音楽なんてつまらない」となっていたかもと思うことはあります。
講師からひとこと |
このママは上のお子さんと一緒に(下のお子さんが生まれてからは兄弟で)5年間もMTに通ってくれました。いつもクラスでスティックヴァイオリン(スティックを持ってヴァイオリンの真似をする)をやっていたら、上のお子さんがヴァイオリンに興味を持ってくれて、かつ、ヴァイオリンのレッスンを受け始めてからも、MTにも同時に通い続けてくれたのがとても嬉しかったです。個人的には、楽器のレッスンを始めた最初のうちは、少なくともフォーマルなレッスンに慣れて軌道に乗るまで、MTとレッスンと同時に通ってもらえるのが理想だなと思っています。