よくある質問〜MT編

 
 
 
 
 
Music Together®について、みなさまからいただくご質問をまとめました。

 

リトミックとの違い

 
現在の日本では「リトミック」という名のもとに、さまざまな教室が存在しています。

造形リトミック、バレエリトミック、絶対音感リトミック……。実際には英語教室での幼児英語教育プログラムが、「英語リトミック」としておこなわれているところもたくさんあります。

その内容は実にヴァリエーションに富んでいて一概には言えませんが、基本的にリトミックとは、日本の幼児音楽教育の風潮である「早いうちからの音感教育」という意味で、カリキュラムとして段階的に習得するものがはっきりしているシステムです。

クラスは年齢別に分かれ、「何歳までにこれを」という習得目標が決まっていて、早くからドレミを導入し、学期末や年度末には一般的にその「成果」を見せる発表会をおこなうことが多いようです。また、リトミック終了後はピアノのレッスンへと移行する方が大半です。

一方のMusic Togetherは、音楽を心から楽しむことを基調とし、豊かな音楽環境の中で音楽の純な楽しさを体験するものです。幼児音楽教室=早期教育と見なされるこの世の中で、Music Togetherもその一環であると思われがちですが、決してそうではありません。
 
音楽を愛する心、好きな気持ちを育み、音楽を通じて潜在する個々それぞれの表現力を導き出していきます。「教え込む」のではなく、個々の生まれ持つ能力を「引き出して」いくことに重きを置いています。
 
音楽に合わせて身体を動かすことによって、正確な拍感、リズム感が身につくと同時に、世界各国のさまざまな曲調の音楽を聴くことによって、正確な音感が自然と身につきます。

楽器などの小道具は最小限に抑え、声と身体のみでも十分に音楽は楽しめること知っていただき、各ご家庭での「音楽のある暮らし」を提案し、家族間での音楽的コミュニケーションの大切さを伝えます。

そもそもリトミックとMusic Togetherでは、目的や理念、考え方が大きく異なります。

どちらをお選びになるかは、親であるみなさんがどうお感じになり、どうお考えになるかによると思います。

 

いつから始める?

  
始めるのに「いつから」という明確な区切りはありません。

「0歳では早すぎますか?」「4歳では遅すぎますか?」
どちらも答えはNOです。
 
たしかに、「音楽環境づくり」という観点からすれば、できるだけ早く、幼児期にふさわしい環境を整えてあげることは大事なことです。

しかしMusic Togetherはそれぞれの年齢、発達段階に合わせて無理なく参加できるよう工夫されたミックスクラスですので、いつから始められても十分に楽しんでいただけます。

少し大きくなってから始められた場合、割合すぐに歌を自分のものにして楽しんでしまう傾向にありますが、その一方でお兄ちゃんお姉ちゃんに連れられてきた、まだ赤ちゃんで何もわからないと思われてしまいがちな下のお子さんのほうこそ、実はそのあまりの反応の良さに驚かれる方も少なくありません。



 
 

親の私は英語が苦手

 
 
Music Together®は英語教室ではなく、音楽の楽しさを伝えるプログラムです。

もともとの歌詞は英語であったとしても、クラスではそれを適宜日本語に置き換えたり、日本語の替え歌にしたりして楽しみます。

たとえ英語が苦手な方でも、無理なくご家庭で音楽を楽しむ方法をお伝えしていきますので、どうぞご安心ください。

英語は日本語とは明らかに異なる「音」を持っています。
その英語の持つ独特な音、イントネーションやリズム感までもを、音楽の一部として感じ取っていただければ幸いです。

Music Together®の各コレクションには、”Songs without words”と呼ばれる歌詞のない歌や、欧米以外の地域の音楽も多数含まれており、クラスでは季節折々の日本の歌や昔から伝わるわらべうたを取り入れ、ご紹介もしています。

なおソングブックにつきましては、ご希望の方には、イントロダクションの部分とそれぞれの歌の遊び方の説明部分の日本語訳を一緒にお渡ししています。





 

MUSIC TOGETHER卒業後は?

 
 
Music Together®を始めるのに明確な時期がないように、卒業する時期というのもまた、個々に違います。

0歳で入会し、3年が経ち、9つすべてのコレクションを経験したからと言って卒業する子もいれば、さらに2巡目に突入し、引き続き楽しむ子もいます。

同じコレクションがふたたび回ってきたとは言え、0歳と3歳のときとでは、 その子の音楽への感じ方や楽しみ方、表現の仕方は明らかに変わっているはずだからです。

ただ、Music Togetherは0〜5歳の未就学児を対象としたプログラムであることを考えれば、子どもたちは小学校に入学する春になるとかならず、Music Togetherを卒業することになります。

その後はピアノなど楽器のレッスンを本格的に始める子もいれば、踊るほうが好きでバレエなどダンスレッスンに進む子もいます。

Music Togetherで感覚的に学び取ったことを、今度は少しずつ理論に置き換えていくという意味では、ソルフェージュのクラスなどに進むのも選択肢のひとつです。

さらには、音楽よりも英語のほうに興味を持ち、英語教室に通い始める子も。

その一方で何も特別、教室に通わなくても、引き続き家で歌い、楽しむのでも十分だとも思います。

Music Together®はただ習うだけの受け身の姿勢ではなく、「自ら学ぶ力」を最重要視しているため、 その学びの過程はきっと将来的に、音楽以外での分野でも役に立つことがあるはずです。

同時にクラスでは、その場の即興で音楽を楽しむ経験をたくさん積み重ねていきます。
この「即興で対応する力」というのもまた、これからの人生を生きていく上で、かならず必要とされるものではないでしょうか。